タイトルを見て「ウン!!」と力強くうなずいてくれたあなたは同志。この記事を読むまでもないでしょう。
しかし大半の方はそうはいかないと思います。
そんな非アナボリック系男子たちを納得させるべく、この記事を熱意のなすがままに書きました。
もしよろしければ、是非ご一読をば。
筋肉は「一生ものの服」
仮に貴方が世界の高級ブランド服・小物をすべて思いのままに買え、着られる天上人だったとしましょう。
GUCCIやルイ・ヴィトン、ROLEXだって着用し放題。
そんな状態で、自信に満ちた顔で町中を練り歩けばもう注目の的。
その足でロールスロイス・ファントムに乗り込めばもう「何者だ、あの人…!?」となること請け合いです。
誰もがあなたを羨ましがるでしょう。
しかし、それらを一切脱いでトランクス一丁になってしまったら?
周囲の目に対して、貴方の権威性を語ってくれるものはあなた自身の体以外何もありません。
もし貧相な体つきをしていたら、仮に年一兆円を売り上げるような大企業の社長だったとしても
周囲の人からは「ただの人」で終わりなんです。
でも逆に考えてみましょう。
お金がなくたって、社会的地位も頭脳も無くたって、
ブーメランパンツ一丁であったとしても貴方の権威性を確実に保証してくれる存在がある。
きん にく
筋 肉 です。
筋肉こそがあなたを魅せ、より高みへと導いてくれる。
たとえ安物のジーンズとパーカーの中に隠れていても、その輪郭や盛り上がりで、存在を静やかに主張し続ける。
ひとたび海で脱いでしまえば否が応でも人目を惹きつけ、周囲からは「スッゲ…」とため息がもれる。
筋肉が静かに視覚に訴えることにより、貴方に「ただものではない」オーラを漂わせ、
そして実際にあなたの魅力となります。
一生貴方を飾ってくれる、これ以上ないブランド服なんです。
付加価値も凄くてプライスレス
しかもこの「服」、着るまでにめっちゃ時間がかかる上に超努力しないといけない。
1年、下手したら2年以上かけて日々努力を積み重ねて初めて
ようやく着る事を許される、選ばれしものの為の「服」なんです。
極端な話ですが、ブランド物はお金があればすぐに買えちゃうでしょう?
しかし、筋肉はお金では手に入りません。
ましてや、すぐにも手に入りません。
マッチョになれると噂の変なサプリを毎日飲み続けたとしても(至極当たり前ですが)入手できません。
日々 積み重ねて積み重ねて、自分で紡ぎあげていくしかない。
勿論、お金だって時間と努力を積み重ねた結果だとは思いますが、
所有するお金の量=自分の価値ではありませんよね。
対して筋肉は自分そのものでもあるので、筋肉を鍛える事はすなわち
自分の価値を磨き上げていく事に他ならないのです。
その過程で積み上げた小さな成功体験を肌で感じ、
日に日に格好良くなっていく体を見て
「もっと上を目指したい」
という上昇志向が芽生えて健康的な生活傾向にシフトしていき、
外面的な変化だけではなく、内面的な変化ももたらしてくれる。
周囲の感じ方も違う
筋肉という服は、周囲の人にも違った印象を与えます。
前述した全身GUCCIのロールスロイス乗りスーパーマンであっても、穿った見方をされがちです。
「どうせ金持ちの家系だ」「汚い手を使って稼いだんだろう」
町中で高級車やブランド物を使っている人を見かけた時、一度もそういう事を思わなかったよ!と断言できる人はレアケースでしょう。
特に日本ではお金持ち=悪という謎の風潮があるため、ブランド物はこういった考えの格好の的になってしまったりします。
日本でなくてもインドとかでそんな恰好してたら間違いなくスリ・強盗に狙われますし。
一転して、筋肉は一切ごまかしがきかず、裏道も近道もありません。
愚直に自己鍛錬を継続していった結果のみが現れるものなので、
「○○筋スゲエな、ちょっと見せて」「うわヤバ!何年くらい鍛えてんの?」「変態や」
と、ねたまれず直情的に評価してもらえることが多いです。
「社会性を抜きにして一個の生物として強い」という認識は、
周囲の人にも特別な印象を与えるのです。
男のファッション、筋肉
男性は、女性に比べて美容やファッションに対する意識が低いと言われがちです。
しかし、すべての男性は必ず「格好いい体」になりたいという欲求を
大なり小なり抱えています。
これはつまり、「筋肉こそが男の美容・ファッション」であるという証左に他なりません。
どんなに高級な車に乗っていたって、高級なブランド物を持っていたって、
その中に入っているのがただのトランクス男だったらそこまで魅力を感じないのはその為です。
しかしひとたび筋肉を纏ってしまえば、その上に着る服全てがどんなにダサくても
貴方の魅力は衰える事を知らない!!
ユニクロTシャツジーパンマンであっても、ハリウッド俳優へと昇華。
そこにポジティブシンキングがついていれば、貴方を否定する言葉はもはや意味を成しません。
まとめ:筋トレしよ♡
※このブログでは筋トレに関する記事を主に発信していますが、
ほとんどの筋トレ記事に当てはまるのが「筋トレしよ♡」という結論なので
こうしてまとめに何度も持ってくるのをご容赦くださいませ。
この記事では筋肉を服に喩えて、度々ブランド物と対比してきましたが、
考えや価値観は人それぞれ。僕のような筋肉至上主義者もいれば、
スマートな体で高級ファッションを着こなすのが正義といった方もいます。
町中が筋肉マンだらけじゃないのがその何よりの証拠です。日本において、ガチムチは男にはモテるが女にはモテない。
多種多様な世の中、筋肉の持つ素晴らしさの一端だけでもあなたに伝わったのなら幸いです。
それらを踏まえたうえで、この記事における僕の結論は
ブランド物買い放題の筋肉系ハリウッド俳優が最強
で落ち着きました。
身も蓋もない。ワハハ!