「もう若くないし、筋トレなんてできないよ」「今から始めたって遅い」
そんな事は一切ございませんよ!!
筋トレは老若男女問わずやるべきスーパーフィットネスなのです。
今回は中年以上の方にフォーカスし、その理由を解説しましょう。
中年以上でも筋トレするべき理由
・サルコペニアを防止できる
・認知症を防止できる
・骨粗しょう症を防止できる
・副次的に生活習慣が整う
以前書いた記事(筋トレにはメリットしかない。筋肉が人生のズッ友である理由6選)でも筋トレのメリットについては解説しましたが、
40~の方にはこれらのメリットの方が重要そうなので、今回はこれらを順次解説していきましょう。
サルコペニアを防止できる
サルコペニアとは「老化による筋力減衰」を指し、人間である以上誰もが避けられません。
つまりは単純な話で、筋トレならば筋肉量を維持・増加できる=サルコペニアの防止になるということです。
年を経るにつれ、階段を上ったり、坂道を下ったりといった日常的動作が苦痛になったりしますよね。
現代日本では高齢化社会が問題になりつつありますが、これもまたサルコペニアによるものです。
「高齢だと筋肉が付かないんじゃない?」と心配なされる方もいらっしゃると思いますが、大丈夫です。
筋肉は、トレーニング・適切な食事・睡眠をきっちりとれば
高校生でもおじいちゃんでも関係なく成長してくれます。
認知症を予防できる
筋トレは認知機能にも良い影響を及ぼしてくれ、それは高齢者でも同じです。
有酸素運動と筋トレを組み合わせることによって記憶力が向上したという研究結果もあり、
科学的にその効力が証明されています。
骨粗しょう症を予防できる
筋トレをすると、骨を強くする物質「IGF-1」「オステオカルシン」が分泌され、骨の強度が高まります。
加えて骨の形成を阻害する「スクレロスチン」も抑えてくれるので、言うことなしですね。
骨粗しょう症は骨の中身が空洞になってしまう病気なので、
骨の量を増加させてくれる物質が分泌される=骨粗しょう症になりにくいという効果が期待できます。
高齢になるにつれ、ちょっと転んだだけで骨折してしまうなんてケースもあるので
予防医学の観点からも筋トレは有益であるという事が分かります。
副次的に生活習慣が整う
これは個人差があるかもしれませんが
「筋トレをしてせっかく筋肉を積み上げたのだから、自らそれを台無しにはしたくない」という心理が働き
たんぱく質中心の食生活・7時間以上の睡眠・適度な運動を心がけられるようになります(今の僕がまさしくこの状態です)。
例えば苦労して300万円の貯金を作り上げたなら、それを無下にギャンブルに投下したりするまねはしませんよね?
人はどんなものでも「自分が苦労して作り上げたもの」に対して、強い愛着を持ちます。
それをうまく利用して、筋トレの最初の辛い時期を乗り越えてしまえば
「苦労して食事制限して脂肪を削ぎ、筋肉をつける⇒カッコイイ自分を維持していきたい⇒健康的な生活を続けよう」
という正のループが維持され、人生すら好転させていく原動力となるのです。
…文言だけ見たら一種の宗教みたいだなこりゃ。
まとめ:老若男女みんな筋トレしよ♡
最後に一つ、この記事の信ぴょう性の担保として
60代のおじいちゃんが筋トレでスーパーマンになった好例をご紹介しましょう。
●Before
★After
画像引用元:https://izismile.com/2013/06/20/the_most_ripped_grandfather_ever_20_pics.html
もはや別人じゃん!!スゲエ!!
加えて彼、74歳の現在はムエタイとテコンドーを習っているというのだから驚きです。なんでもできるな、人生。
様々な分野において、僕らが自分自身で限界を決めつけてしまっているパターンは多々あります。
筋トレはその中でも、努力すれば限界突破できるという事が明確な分野なので、
自身の無い方、自分の強みが無い方、高齢な方、未来に希望が持てない方、
みんな誰彼構わず筋トレしましょ!!
カッコイイ自分になっていくって、すごく人生を潤してくれるんですよ。